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振込手数料は振込する相手負担?自分負担のどっち?☜知らずして独立はまずいって話。

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社会人であれば、会社の取引先にお金を支払ったり、個人でもサービスを利用する際の支払いとして銀行振り込みを利用すると思いますが、その時に発生する振込手数料です。

振込手数料は540円~864円のところもありますが、お金を受け取る際に、振込手数料の件は何も記載していない・もしくは振込手数料は支払者が負担くださいと記載されているのに、金額が振込手数料分減っていると、なんてセコイ会社・人なんだって思いますよね?

 

不動産契約時のお客様いましたよ。振込手数料でパート代の1時間分がなくなるんだからそっちで負担してくださいとかどや顔でいう客が。

気持ちはわかるけど、私は思いました。(当然不動産売買契約書に振込手数料の負担は買主なので、お客に負担させましたが。)

 

振込手数料ぐらい払えよって・・・

 

不動産売買契約書では、振込手数料の負担区分をあらかじめ決めておりますが、振込手数料の負担区分を決めていない場合の契約だった場合、振込手数料はどっちが負担すべきなのでしょうか?

自分のサービスを売って独立するって人が、これを知らないのはかなりまずい話なので、今回は振込手数料の負担区分について解説させていただきます。

 

振込手数料はどっちが支払うべき?みんなはどう思っている

 

お金を払う際の振込手数料は支払い者・受取人のどっちが負担すべきなのか?

ツイッターでアンケートをとってみたところ・・・

 

多くの人は、振込手数料は支払い者側が負担すべきだと思っている中で、約20%の人が受取人が振込手数料を負担すべきだという回答をいただきました。

10人も回答してくれました、非常にありがとうございます。

でもフォローの少ない私だけのアンケート結果だけでは、信憑性がないのでなひたふさんのブログから引用すると

Tesuuryou

出典:http://nahitafu.cocolog-nifty.com/nahitafu/2017/08/post-8c4b.html

 

コチラも23%の人が、振込手数料は受取人が支払うべきだと回答してます。

大体2割~3割ぐらいの人が、振込手数料は受取人が負担するべきという認識がわかりました。ここでタイトルにもある【振込手数料は振込する相手負担?それとも自分負担?】に対して結論を出したいと思います。

 

結論は、お金を振込する相手負担です。

 

これは原則です。

書類に何も書いていなくても、打ち合わせなどが無ければ100%振込する人が振込手数料を負担しなければなりません。(てかコレをケチるのかなりまずい所よ・・)

でも法律で決められているわけではないだろ!って思うかもしれませんが、残念ながら法律でも振込手数料については定められております。

 

振込手数料の支払方法に定められてないだろ!☜振込手数料の負担は民法で定められております。

 

振込手数料は民法上では弁済に該当します。

民法485条の弁済の負担区分についてこのように記載されております。

 

第485条
弁済の費用について別段の意思表示がないときは、その費用は、債務者の負担とする。ただし、債権者が住所の移転その他の行為によって弁済の費用を増加させたときは、その増加額は、債権者の負担とする。

出典;Wikipedia

 

はい。きました難しい債務者という言葉が・・

債務者というのは、特定の債権(さいけんしゃ)に対してお金を借りている、あるいは一定の給付義務を持つ人のことを指します。

サービスを受けた・ものを買った際のお金の支払いは債務者の義務です。

 

つまり振込手数料は民法485条で債務者の負担とすると記載されておりますので、支払い者が振込手数料を負担しなければなりません。

 

振込手数料については、地味に結構揉めます。私が会社員だったでも、揉めて相手に払ってもらった経験もありますし、会社によっては自社で負担していたこともあります。

これらのトラブルはどこでも起こりうるんでしょうね。

民法では地味なトラブルにも、ちゃんと定められているので、個人的に民法は完成度の高い法律だなってつくづく思います。

 

こっちは客だ!支払うからお金取りに来いよ!☜いいえ。法律上ではあなたが払いに行く義務があります。

 

振込手数料を払いたくない購入者がいた場合、支払うからあなたが取りに来い!と命令されたとします。

しかし、民法上484条ではお金の支払いについてこのように解釈されております

債権の目的が特定物の引渡しであるときは、弁済をする者は、その引渡しをすべき時の現状でその物を引き渡さなければならない。

出典;Wikipedia

 

これだけではわかりずらいので、民法520条8を見てみます。(昔でいう商法516条に当たる)

指図証券の弁済は、債務者の現在の住所においてしなければならない。

出典:実務注釈 改正民法β版

 

つまり、民法520条8で言っていることは、支払者は販売者に直接支払い行くべきというのが法律の解釈です。

取りに来いっていうのは民法上論外って話。

 

つまり振込手数料は本来であれば、受取人=販売者にお金を支払いに行くべきところを、交通面・時間面を踏まえて、わざわざ支払いに来なくても振込でいいですよという事で、振込手数料はサービス料という扱いになります。(分かりやすく言うと)

 

献上主義は、私も勉強して初めて知りましたが、トラブルを避けるうえで独立するなら知っておきたい知識の1つですね。

ちなみに、支払い者が指定した場所で、購入者が別途負担を被った場合は、購入者はその分を請求することができます。

 

振込手数料をどっちが負担するかは状況に応じて変更できる。

 

法律!法律!って言い、振込手数料は必ず振り込んでねって言っても、今後の取引を考えるとお付き合いしたい業者が現れるかもしれません。

振込手数料の件で揉めたくないので、今後の付き合いとして振込手数料をサービスする方法だってなくはありません。

 

この場合、民法485条の最初の条文にある【弁済の費用について別段の意思表示がないときは】と書いてありますから、当事者同士で話し合えば振込手数料を支払い者負担にすることも可能です。

 

しかし、二度と付き合いたくない・二度と付き合うことはないだろうと思っている人が、勝手に振込手数料を差し引いて来た場合は、請求することもできますから覚えておいて損はないでしょう。

独立(フリーランス)する人は、会社で何となくやっていた行為(振込手数料を差し引く)が、ケチ臭い奴と思われる=取引先での致命傷になりかねません。

逆に商品を作ってお金をもらうときにも売り上げが減ってしまうことにもつながりますので、振込手数料は支払者負担と、支払い書に明記しておくのがベストでしょう。

 

まとめ

 

この記事で伝えたいこと!

☑振込手数料の負担は支払い者である相手が負担する義務ある。これは法律(民法485条)でも定められている。

☑民法上では、支払い者は受取人に対してお金を取りに来いは許されず、集金主義ではなく、献上主義(お金を届けに行く)という解釈。お金を届けるのは現実大変なので、振込手数料は受取人のサービス料(弁済)として扱われる。

☑法律がすべてという気がないが、支払予定のお金から振込手数料を勝手に差し引いたりするとけち臭い奴と思われる。これから独立・フリーランスで働く人はこれは致命傷にもつながるので、法律の解釈は覚えておいたほうが良い。

 

今回は以上です。

是非参考にしてみてくださいね。

 

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