オール電化住宅は火災になる確率は、火を利用する都市ガスの住宅に比べて3割ほど少ないと言われております。
火事になる確率が少ないからと思いオール電化住宅で火災保険に加入しなくてもという良い選択肢を考える方も居るかもしれません。
ただ、オール電化はいくら火事になる確率が低いと言われていても、周辺住民の火災による貰い火で延焼し、失火責任法により原因先に損害賠償を一切請求できないことから、火災保険には必ず加入すべきです。(賃貸や持家で火災保険に加入しない選択は人生が積む3つの理由で詳しく解説)
ではオール電化で火災保険に加入するときに、どこの保険会社の商品でも良いのかというとそれは違います!正解はオール電化のメリットである火事になる確率少ないという点を考慮した割引がある保険会社を利用すべきです!
オール電化は利用する保険会社によって、10年間で火災保険の総額が3万~5万円ほど安くなります。
今回はオール電化住宅だからこそ利用してもらいたい火災保険会社及びオール電化住宅ならでは注意点を解説させていただきます。
Contents
10年の保険料を3万安くする方法は、オール電化割引があるセコム損保かAIG損保を利用する事!
出典:セコム安心マイホーム保険
2010年以前はいろんな保険会社でオール電化割引を始め、たばこを吸わない人であれば禁煙割引みたいなのも合ったんです。しかし、割引内容が多すぎる上、複雑化してしまっていたので、2010年4月に施工された保険法の開始と同時に多くの保険会社では、オール電化割引という制度は姿を消してしまいました。
ただ2018年では、オール電化住宅割引が利用できる会社は2社あり、セコム損保と、AIG損保の2社あります。この2つの会社を利用することが保険料の総額を5万円安くする方法です。
セコム安心マイホーム保険では、オール電化住宅割引により保険料が7%~最大17%offになります。非耐火建築物の新築では10年で30万前後ですから、最大17%offで5.1万ほど安くなる計算です。
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※石油ストーブやガスヒーター等を利用する場合は適用できないので要注意!
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セコムはホームセキュリティも一緒に行うと、最大で37%も安くなりますから、セキュリティも踏まえて検討している人は、セコムはかなりオススメかと・・・
もう1社はAIG損保では最大で22.5%もオフになると言う優れもの!2割引以上です。(重要事項説明調べ)
非耐火建造物の火災保険の相場30万から22.5%もオフになれば・・約6万も安くなり、準耐火建築物の相場20万程度から22.5%を割っても約4万以上の割引が可能なのです。
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※石油ストーブやガスヒーター等を利用する場合は適用できないので要注意!
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それぞれプラン保証内容が大きく異なってきますから、AIG損保とセコムの保険料とプラン内容を比較すべきです。
火災保険を比較するのであれば、【無料】火災保険一括見積もりサイトで相見積もりを行うのがベスト。たった3分の入力で相見積もりが無料で行えますので、是非比較してみてください。
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オール電化住宅の火災保険の注意点は水災によるエコキュートの損害。特約に要注意
オール電化住宅で気をつけないといけないのは、洪水などによる雨、すなわちエコキュートの故障する可能性があるって事です。
水災特約は45㎝以上の浸水が認められた時に支払われる特約です。(土砂崩れも水災特約)
水災特約で45㎝以上と定めているのは、最近の新築住宅の基礎の高さが43㎝前後なので、実際に家に浸水する高さは45㎝以上で無いと床下浸水になりません。そのため水災特約でも45㎝以上の浸水が見られた場合のみに保険金を支払うのが一般的です。
外に出しっぱなしのエコキュートが45㎝以上も水につかってしまった場合、水濡れによる故障する可能性も否めません。
その際の水災特約の保証があるのか?ないのか?を確認しておく必要があります。
高台に住んでいるオール電化住宅であれば、水災特約は不要だと思われますが、海抜が低く、浸水経歴がありのエリアで土地を購入するのであれば、エコキュートの故障時の部分も注意深く見ておいた方が良さそうです。
ただ基本セコム・AIG損保の2社の相見積もりでOKかと思われます。
まとめ
[box class="glay_box" title="オール電化の火災保険は安くなる?総額5万得する方法と1つの注意点"]
☑オール電化住宅で火災保険の総額を安くする方法は、オール電化割引が利用できるAIG損保とセコム損保の火災保険を利用する。
☑オール電化割引は石油ストーブ・ガスヒーターなどのガス・灯油を利用する家電を使うと、対象外になるので注意。
☑オール電化の火災保険で気をつけたいのは、洪水などによる浸水でエコキュートの故障に対しての保証があるかの有無。45㎝以下の浸水は対象外。
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火災保険はオール電化割引以外にも、火災発生率・保険金請求率によって、購入エリアによって各保険会社の割引率・保険料が大きく変わってきます。(この2つが最も重要。)
AIG損保・セコム損保以外の保険会社で、購入エリアが火災が発生しないエリアと認定された場合、オール電化割引適用後よりも火災保険料の総額が安くなる可能性大なので、AIG損保・セコム以外でも相見積もりを取ってみるのをオススメします。
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